ダム就職

【実体験】ダムで働くメリット・デメリット

ダムりん
太郎くん
太郎くん

ダムで働くことのメリットやデメリットを教えて欲しいな

ダムりん
ダムりん

いいよ
実際にダムで働いた経験をもとに話をしていくね

ダムで働くメリットとは?

  • 自然の中で仕事ができる
  • 車通勤
  • 規模の大きな仕事ができる
  • 設計や発注、施工管理やメンテナンスをまるっと経験できる
  • 防災で地域に貢献できる
  • 地域住民の人たちと仲良くなれる
豊平峡ダム(北海道) Tripaより抜粋

ダムで働くデメリット

  • 都市部から離れている
  • 車がないと通勤できない
  • 責任が重い
  • 災害時や洪水時には出勤しなければならない
  • 独自点検が少し大変

ダムで働くメリットについて詳しく教えて!

自然の中で仕事ができる

ダムは山と山の狭間に作られることが多いため、基本自然に囲まれているよ。四季折々の草木とダム湖の美しさの中で仕事をすることができるんだ。

車通勤

ダムの近くまでバスなどの公共交通機関が通っていることは、ほとんどないので車通勤一択だよ。
個人的には満員電車がすっごく苦手なので、自分の車で出勤できることはメリットの一つだと感じたよ。

規模の大きな仕事ができる

なんと言ったって、ダムは土木構造物やゲートの大きさ、扱う電気設備や制御設備の規模がとても大きいよ!

小さめのダムだとしても、一般的な感覚からは桁が違うものばかり!!

ダムの敷地も広くって、管理所から離れた場所に取水設備があったり、上流には河川の水位計や雨量観測計、下流にも河川の水位計や放流警報設備があったりと、管理する場所や設備の数もとても多いんだ!

設計や発注、施工管理やメンテナンスをまるっと経験できる

ダム管理の主な仕事は、『定期点検』『発注』『施工管理』『防災対応』なんだ。

『定期点検』というのはとても大事で、土木設備、機械設備、電気設備、建築設備すべてが定期的に点検され、必要であれば補修や取り替えが行われているんだ。

専門的な分野は、各専門の点検技術者が点検するんだけど、その結果を正しく理解して、適切な対応を求められるのがダム管理の仕事なんだ!

防災対応で地域に貢献できる

適切な洪水調節を行うためにダム管理の職員は、大雨が来たときには招集がかかるんだ。

特に梅雨の時期は、休日出勤や時間外出勤となる可能性もあるし、防災対応が何日も続く場合もあるんだ。

これはデメリットに感じる人が多いかもしれないけれど、経験者としては地域を守っている実感が湧いてとても好きだったよ。

地域住民の人たちと仲良くなれる

ダム管理は地域の方々と手を取り合って頑張っているんだよ。

イベントがあれば一緒に協力しあって、地域を盛り上げたりしていたよ。

ダムで働くデメリットについても詳しく教えて!

都市部から離れている

ダムという特性上、山間部にあることが多いので基本的には都市部から離れていることが多いよ。

都会の喧騒から離れて仕事がしたい人にはオススメかも。

車がないと通勤できない

ダムの近くまでバスが通っていることはごく稀だよ。

基本は自分の車で通勤することになるよ!

ダムは山間部に位置していることが多いので、毎日山を登ったり降ったりするから山での運転がとても上手くなってしまうよ!

責任が重い

ダムというのは本当に規模の大きな仕事。

法令や基準に則って仕事をして、誰かが間違っても複数人で確認して、確実に職務を遂行するよ。

一人で責任を抱える必要はないけど、ダム関係者と一丸となって職務責任を果たす、そういった仕事なんだ。

言い方を変えれば、『やりがい』になるものだね。

災害時や洪水時には出勤しなければならない

メリットとして挙げたけど、やっぱり回数が多くなると。。。ということでデメリットにも出しておくね。

頻度は比較的少なめですが、地震が起きた際も点検をするために招集があるよ。

自社点検が少し大変

ダム職員が各位点検する内容が少し大変です!

担当によっても変わるのですが、以下のような点検を毎月や各月で行います

  • 監査廊(ダム内部)の点検(徒歩)
  • ダム周辺の点検(車)
  • ダム貯水池内の点検(小型船舶)
  • 機械設備の点検
  • 電気設備の点検
  • 法面や崩落危険箇所等の点検

ずっと事務所にこもって仕事をするよりかは楽しいです(個人差あり)

雨量計の点検になると基本山登りが待っているから、なかなか骨が折れるのも事実だよ。

参照

Tripa 目の前に広がる絶景!観光で訪れたい日本国内のダム7選

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ダムりん
ダムりん
ダム管理・ダム建設 経験者
ダムでの実務経験を活かして、ダムに関する情報発信や就職について、観光についてもご紹介しております。 現在はブロガーとして執筆業に勤しんでおります。
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